【Super Butter Dog-2】かけひきのジャッヂメント [音楽]
(この記事は、1/15「ハナレグミ“LOVE GUITAR” @SHIBUYA-AX」の続きです)
スーパー・バタードッグについて書くシリーズの第2回は、「かけひきのジャッヂメント」のミュージック・ビデオ(→ITMSでプレビュー)について。
バタードッグの初期はアルバム1枚ごとに2本のビデオを作り、うち1本はライブの様子を見せることになっていた。
この「かけひきのジャッヂメント」は多分アルバム発売時のクアトロでのライブの様子だが、それを中心に若干ベタなストーリーをつけ、昔のテレビシリーズのバットマン風の擬音画面を入れ、仕上げた。
ライブ部分はモーフィングでカットをつないでいるが、当時はこれをやるのがまだ大変だった時代だ。ターゲットのフレームをコマ撮りし点打ち作業をして計算にかけ、コマでビデオに落とし編集する。今のようにコンピュータで簡単に編集できる時代ではない。その上コマ撮りのボードが数百万した時代で、持っていたから気楽に使っていたが、外注だとひとコマいくらの世界で、とてもとても…という時代だった。
ロケ地は永積くん推薦の立川周辺の「昭和な(バブル前の)」アミューズメント・パークである。ラストの方で「ヘルプ」のインターミッションのパクリが出て来るのだが、これは気に入っていて「窓の外は風おどる」でも使っている。
当時のライブの雰囲気が良く伝わるビデオになっていると思うがどうでしょう? トモヒコくんはこの時、実は幽体離脱していたらしい。ディレクターは高坂邦弘氏。
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「かけひきのジャッヂメント」
★ミュージックビデオ (→ i-tunes)
★ミュージック (→ i-tunes)
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